喉頭炎 咽頭炎 違い

喉頭炎と咽頭炎の違いはどのような点でしょうか

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喉頭炎と咽頭炎、ぱっと見にはよく似ているように見えますが、実はこの2つの病気には大きな違いがあります。
まず喉頭炎ですが、喉頭というのは喉の下の、いわゆるのどちんこがある側の方です。
食事をすると、上にある喉頭蓋が喉頭の部分を覆うため、食物は気管に入らず食道に入って行く仕組みになっています。
急性喉頭炎は風邪が原因で起こりやすい病気で、場合によっては急性咽頭炎を併発する時もあります。
発熱や倦怠感、あるいは喉頭のいがらっぽさなどが主な症状です。
また喉頭の位置は声帯に近いので、声帯が赤く腫れたり、出血班が起きたりすることもあります。
加えて、咳や痰が多いのも特徴です。
原因としては風邪の他に喫煙や声の使い過ぎ、刺激性の気体の吸入、あるいはジフテリアや百日咳などのこともあります。
喉頭の部分に狭窄を起こしやすいため、特に喉頭部分が小さい小児の場合は呼吸困難に陥り、重症となることも少なくありません。
この炎症が長期にわたって続くと慢性喉頭炎となります。
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一方咽頭炎の方ですが、咽頭は口の奥の方にあります。
こちらも風邪に伴って発症することが多く、急性咽頭炎の場合は、口腔から咽頭にかけて炎症が認められ、その周辺のリンパ節が腫れます。
38度くらいの発熱や倦怠感があり、特に扁桃の部分の炎症が強い時は、急性扁桃炎となります。
また慢性化して、慢性咽頭炎となることもあります。
急性喉頭炎同様、百日咳やジフテリアの症状として起こることもありますが、それ以外にも溶連菌感染症や、麻疹の症状として出ることもあります。
それから中耳炎やリウマチ熱、腎炎などの合併症があること、咳や痰はあまり出ず、呼吸困難に陥ることはあまりないことなどが、急性喉頭炎との大きな違いといえます。
ですかた、喉が痛くて発熱したような場合には、この違いを抑えておくと、喉頭と咽頭、どちらの病気であるかがわかるようになります。
しかしいずれの場合も、喉をあまり酷使しないこと、過度の喫煙は避けること、そして、適度に喉に湿気を与えることが予防のうえで重要になります。
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